あなたの名前ちゃんと言えますか…?
你好!こんにちは!ミキです。
中国語のどんなテキストにも大抵載っていて、
誰かに初めて会ったら必ずするもの
“自我介绍”「自己紹介」
シンプルで、基礎的だとはいえ
あなどっていると
とっても困ります…
まだ中国語が片言で、
自己紹介以降は英語を使ったり
通訳を介したりしたとしても
初対面の中国人に
自己紹介を中国語で言えるだけで
相手に喜んでもらえて
あなたに対する第一印象がよくなります!
以前ドラマの外交シーンで、
外交官が外交相手国の言葉で
自己紹介をしているのを見ました。
その他の話をするときは英語を使っていましたが
初めの掴みは好調でした。
外交の場でも活躍する
「相手の国の言葉で自己紹介」
中国語を勉強する身として
磨いておいて損はありません!
しかし、このことに気づく前の私は
「自己紹介くらいできるよ~」
と考えてました。
でも、問題発生!
自分の名前を何回言っても
なかなか伝わらないのです。
緊張しながら
自己紹介を始めたのに
はじめのはじめ、
自分の名前を言ったところで聞き返される
優しく質問してもらっているのに
緊張で頭の中はパニック
趣味のこととか
出身地の説明とか
いろいろ準備してたのに
名前が相手に伝わらないと
その後の会話は「你」で済んでも
別れた後の印象は薄いだろうし
次会った時も気づかれないんだろうな…
「いいスタート切れなかった…」
実は、いくら名前の発音が正しくても
ネイティブ相手に伝わらないことが
多々あります。
日本人の名前に馴染みがないからです。
日本人は名前に漢字を使うため
そのまま中国語読みをします。
これは漢字ですが、
中国人にとって
読みにくく、聞きなれないため
予想するのも難しいのです。
※ちなみに、漢字を使わない国の方は
中国語名や英語名を用意していることが多く
伝わりやすそうでした。
日本人の間で練習しても
発音が正しければ問題ないため
このことには
ネイティブと話してようやく気付きました…
みなさんには
はじめからビシッと自己紹介を決めて
いいスタートを切ってほしいです。
緊張している中伝わらなくて
あたふたして恥ずかしい
なんて思いをしてほしくありません…
だから!今日は
「ネイティブに正しく伝わる
あなた専用自己紹介」
をつくりましょう!
①検索サイト用意します。
「書虫 ピンイン」と検索し、出てきたサイトを開いてください。
②あなたの名前のピンインを調べます。
画像のように声調は「記号」
漢字変換は「简体」を選択し、
上部に名前を漢字で入れてください。
名前がひらがなの方は
当て字を考えたり、日本語で伝えることになります。
今回は名字だけ変換しましょう!
最後に「pinyin変換」のボタンを押し
出てきた漢字と読みをセットで
ノートに書いてください。
③呼んでほしい呼び方を決めます。
中国語にも
「~さん」「~ちゃん」のような愛称はありますが
今回は名字呼び捨てか、名前呼び捨て
どちらかにしましょう!
※中国には日本のような
「呼び捨ては失礼、雑」といった概念はありません!
④オンライン中国語辞書を開きます。
「weblio 中国語辞書」と検索して開いてください。
⑤名前を一文字ずつ検索します。
たとえば「西川」さんの場合、
「西」「川」と分けて検索します!
⑥名前の漢字が含まれる熟語を探します。
今回漢字をただ一文字伝えるだけではなく
「東西の“西”」のように熟語と一緒に伝えます。
そのため、
伝えやすそうな熟語をひとつ選んでください。
この時熟語は大抵の人が知ってそうで
発音しやすいものを選ぶことがポイントです!
⑦2文字目、3文字目も同じように調べます。
⑧組み立てて文章にします。
ここでは架空の「西川花子さん用自己紹介」を見てみましょう。
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你好,我叫(西川花子)。
「はじめまして、私は西川花子です。」
叫我(西川)就行。
「西川と呼んでください。」
西川的“西”是“东西”的“西”,“川”是“四川”的“川”。
「西川の西は东西の西、川は四川の川です」
认识你很高兴。
「お会いできてうれしいです。」
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青い部分はあなた用に変えてください!
⑨録音しながら通して練習してみましょう!
スマホやパソコンの録音機能をオンにして
相手に正確に伝わるように
ゆっくり焦らないで発音してください。
この時
名字と名前の間に軽くポーズを入れると
もっと伝わりやすくなります!
言い終わったら
録音を止めて発音をチェックしましょう。
いかがですか?
外交の場でも使われるくらい大切な
相手の言葉での自己紹介
そしてその中で
とっても重要なあなた名前を
相手に伝わるように話せかなったら
会話はそこからなかなか進みません
親しくなれるまでも時間がかかります
しかし今回お伝えした
あなただけのわかりやすい自己紹介を
準備しておけば
あなたのことが正しく相手に伝わり
その後の会話もスムーズになります!
それではさっそく
あなたの名前を検索するところから
始めましょう!