発音練習は「順番」がマスターのカギ?!
こんにちは、ミキです。
突然ですが中国語の発音練習は
「難しい・・・」
「覚える量が多い・・・」
「退屈・・・」
なんて思っていませんか?
それはあなたが
発音練習は順番がカギ
だと知らずに
非効率的な発音練習をしている
からかもしれません。
中国語を始めたばかりの私は
発音練習は難しくて、量が多くて退屈なものだと思っていました。
恥ずかしながら、発音練習をおざなりにしたまま
単語や文法を詰め込んで北京へ行ってしまいました。
その時は
「多少発音を間違えてもわかってもらえるだろう」
と思っていました。
しかしある日、中国人と会話をした時のことです。
私の「湖(hú)」の発音が悪かったために
私が話した内容を理解してもらえませんでした。
何度も何度も「湖」の発音をしてようやく理解してもらえました。
何度言っても言いたいことが伝わらず、恥ずかしくなりました。
中国語を話すことが少し怖くなってしまいました。
このままではまずいと思った私はもう一度自分の発音を見直しなおしました。
癖を直すのは大変で時間もかかりました。
しかし
「ある方法」で練習したことで
飽きずに短期間で正しい発音に直すことができました。
それからは
中国人ネイティブに私の中国語を聞き取ってもらえるようになりました。
街中や旅行先で現地の人と話すことがとても楽しくなりました。
このブログを読んでいるあなたには
私のように大変な思いをしてほしくありません。
発音練習は難しい、退屈と言ったイメージを払拭して
はじめから「使える中国語」を身につけてほしいです。
そのために、
退屈で発音練習を投げ出したことがある私でもできた
ムダのない効率的な発音練習
をお伝えします。
ポイントは順番を工夫することにあります。
この方法では「日本語にない音」から練習します。
なぜなら
日本語にない音=口がとても疲れる
日本語にある音=口があまり疲れない
からです。
外国語の練習は普段使わない筋肉を使うため
どうしても口の筋肉が疲れてしまいます。
疲れてしまうと、
正しい口の形をキープすることが難しくなってしまいます。
日本語にある音でも、
中国語では口の使い方がオーバーになるため
やはり多少疲れてしまいますが
日本語にある音であれば
口が疲れても正しい口の形をキープして発音をすることができます。
だから
口が元気な間に「日本語にない音」を練習し、
疲れてきたころ「日本語にある音」を練習する。
この順番が大切なのです。
では、ここからその方法について詳しくお伝えします。
①日本語にない母音の練習をする(e ü er)
中国語は母音を強調する言語ですから
アクセントとなる母音から練習します。
中国語の単母音は7つあります。(a o e i u ü er)
実は、この7つのうち4つは日本語にもある音なんです。
そのためここで練習するのは3つの母音だけです!
②日本語にある母音の練習をする(a o u i)
口の使い方をオーバーにして、
はっきり「あ、お、う、い」
と発音すればそれでOKです!
③日本語にない子音の練習をする(zh ch sh r)
子音は21個ありますが母音をマスターしているあなたならほとんど発音できます。
しかし、例外が4つあります。
逆にいえば例外4つさえできればOKなんです。
おまけに
舌の位置と口の形は4つとも一緒で
息、声の出し方を変えるだけです。
④日本語にある子音を練習する
口は疲れてきていますが、慣れている音だから大丈夫。
ラストスパートがんばりましょう!
余裕があれば・・・
⑤鼻母音、複合母音にチャレンジ!
これは、これまでの4つのスッテプに慣れてきた人向けの+αです。
焦らないでまずは④までを集中的に練習しましょう!
4つのステップはもう慣れてきたあなた!
ここまで練習してきたあなたなら
鼻母音も複合母音もすぐにできるようになります!
詳しいコツは別の記事でお伝えします!
以上が私が実践したムダのない効率的な発音練習です。
発音は中国語の命です。
勉強を始めたばかりの今から
体に正しい発音を覚えこませることで
1か月後、半年後に
あなたが実用的な中国語を話せるかどうか決まります。
きれいな発音を身に着けていれば
単語や文章を学んだ時にすぐ
ネイティブに通じる、実用的な中国語が話せます。
発音練習をおざなりにしてついた悪い癖を
後から直すのはとても難しいです。
「できるかも!」と思ったあなた
今すぐはじめましょう!
それでも
「難しそう」「退屈そう」
だと感じるあなた
もう一度上から読んで
ムダのない効率的な
発音練習をはじめましょう!